「雪の女王」最終話(第16話)
ボラに残された最後の時間を一緒に過ごすテウン。ボラが逝ってしまった後、ボラに会おうとフィンランドへ行こうとするんだけど、ボラがポケベルに残したメッセージを聞いたテウンは、ボラの願いの通り生きていく…最終話(第16話)
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最終話「永遠のラップランド」
ボラの病室。ボラが目を覚ます。
*テウン 「逃げるなよ。俺から逃げるな」
*ボラ 「ごめんね、お兄さん」
*テウン 「ボラ。俺の願いを聞いてくれ」
*ボラ 「聞いてあげる」
*テウン 「じゃあ…もう一度、言うよ。俺の願いは…俺の願いは…(ボラの手を握る) 二度と離れるな。二度と俺から離れるな」
病室の外。ボラのガンが肋膜まで転移して、手術もできないコトを聞かされても食い下がるボラ父を、ツラそに止めるゴヌ。
*ボラ父 「ボラはどこまで知ってるんだ?」
*ゴヌ 「おそらく…気づいています」
ボラ父もドックも部屋に入れず、化学療法の治療の副作用に一人で耐えるボラ。
治療が終わって。ボラの手をタオルで拭いてあげるテウン。
*ボラ 「お兄さん。お兄さん」
*テウン 「しゃべると疲れるから黙ってろ」
「嫌よ。黙ってると、独りぼっちに思えてくるから、嫌よ」
*テウン 「じゃあ、手を握ってやる。いいだろ?」
*ボラ 「なぜ、この頃、ポケベルを鳴らさないの?」
*テウン 「待ってたのか」
*ボラ 「うん。ポケベルの暗証番号を変えたの。1111よ。素数は、プライドが高くて、カッコいい数字なんでしょ。だから変えたの。プライドにかけては、私も負けてないから」
*テウン 「暗証番号を簡単に教えるなよ」
*ボラ 「うまく連絡がつかない時、私が伝言を残すから、それを確認できるように」
*テウン 「わかったから、話すのはやめて、もう眠れよ」
*ボラ 「じゃあ、眠るね」
"消えた天才 等差数列の難題を解く"
新聞にテウンの論文が載る。
けど、喜んでくれるハズのボラは、昏睡状態になってしまう!
ボラの意識が戻るのを待つしかないテウンたち。
*ボラ父 「ボラは?」←憔悴しきってますぅ。。
*テウン 「まだ目を覚ましていません」
*ボラ父 「よかった。つまり、あの子は…まだ生きてるんだろ。すまなかった。君を恨んだり、反対したり、すべて私が間違っていた。何もかも私の間違いだった」
*テウン 「私はそうは思いません。お父様の間違いではありません。だから苦しまないで。それから心配しないでください。ボラは必ず目を覚まします。そして、笑ってくれます」
ボラ、目を覚ましましたぁ!!
*ボラ 「お兄さん」
*テウン 「どこへ行きたい?」
*ボラ 「ラップランド」
*テウン 「遠すぎるよ」
*ボラ 「分かってるわ」
テウンとボラ、遠すぎないところに旅行にでる。
*ボラ 「いい部屋ね。私たち、新婚さんみたい」
*テウン 「俺とは結婚しないと言ってたくせに」
*ボラ 「そんなことを言った覚えはないわ。本当よ」←笑う。
*テウン 「ボラ。今日は何をしたい?」
*ボラ 「そうね。何をしようか。二人で一緒にしたことってあまりないよね。一緒に映画を観たことも、写真を撮ったこともない」
*テウン 「これからやればいいさ。全部できるから心配するな」
ブランコをこいであげたり、海を一緒にみたり、ボラと穏やかに時間を過ごすテウン。。
部屋に戻り、眠るボラを見つめる。
*テウン "神がいるなら…本当に神がいるなら…。神様、いれて行かないで。こんなに美しい子を、こんなにいとしい子を…どうか連れていかないで。どうしても…連れていくのなら、その時は…その時は…お許しください。共に行くことを"←テウンの頬に涙が伝う。。
目を覚まして、ベッドから起きだしたボラ、テウンに抱きつく。
*テウン 「どうした?」
*ボラ 「夢を見たの。(ボラの夢は、ラップランド?でそりたった山から、テウンが落ちてく夢なのよぉ…) 怖かった。ううん、何でもないの」←見た夢の内容は、テウンに言わないでおく。
*テウン 「戻ろう」←ボラを寝せようとする。
*ボラ 「お兄さん、私…一緒に寝ちゃダメ?」
ベッドで。
*ボラ 「お兄さん」
*テウン 「何だ」
*ボラ 「お兄さん。もしもね…私が…死んだら…どうする?」
*テウン 「・・・」
*ボラ 「私が死んだからって、お兄さんまで…」
*テウン 「ボラ。お前は死なない。絶対に死なない」
*ボラ 「ごめんなさい。バカなこと言って」
*テウン 「本当にバカだな。何も考えないで寝ろ。そうだ、ボラ。明日はデートしよう」
*ボラ 「デート?」
*テウン 「そう、デート。明日はオシャレしろよ」
うなづくボラ。
海で。
*ボラ 「ごめんね」
*テウン 「何が?」
*ボラ 「お兄さんと…これ以上、思い出を作ることができなくて。ずっと…一緒にいてあげられなくて。それから…先に…死ぬことになって」
*テウン 「ボラ。そんなこと言うなよ」
*ボラ 「急に思いついたの。これを言わずに死んだら、後悔すると思って」
*テウン 「・・・」
*ボラ 「寒いから、もう帰ろう」
歩きだすボラ。
*テウン 「ボラ。愛してる。俺は今まで…お前のおかげで笑えた。お前のおかげで…幸せだったよ。お前を愛したことを後悔しない。愛してるよ」
*ボラ 「私も愛してる」
ボラの命、残り少ないコトを、二人ともイタイくらい分かってるのがツライですねぇ。。
部屋で。ベッドに横たわるボラ。
*テウン 「ボラ」
*ボラ 「なぜ何度も呼ぶの?」
*テウン 「なんとなく」
*ボラ 「私は眠いの。少し眠るわ」
*テウン 「分かった。食事のときに起こすよ」
食事を用意して、ボラを起こすテウン。けど、ボラは二度と返事をするコトはなくて。。ボラに何が起きたのか分かってるテウンは、叫ぶコトなく静かで。。ただ目に涙がにじませて。。
飛行機のチケットを取りに行くテウンを見送るスンリとチュンシク。
*スンリ 「留学すれば、ボラを忘れられるのかな」
*チュンシク 「韓国にいるよりはマシだ」
留学しにアメリカに行くんじゃなくて、実は行先はフィンランドだったのよぉ。
旅行代理店。
*店員 「フィンランドとは、遠くまで行かれますね。ご旅行ですか」
*テウン 「人に会いに行きます」
*店員 「往復の方が安いのに、なぜ片道なんですか」←片道…片道なんてっ。死んだボラに会いに行くってコトは~~~っ。
フィンランド行き!のチケットを手にして、ジムに戻ったテウン、宅配便を受け取る。
宅配便の中身は、ボラのポケベルで!! もちろん、ボラのポケベルだとわかるテウンは、速攻、ボラの残したメッセージを聞く。ボラが言っていた暗証番号を押す!
*ボラ "お兄さん、私よ。このメッセージを聞くのは、いつかな。その頃、私はどこにいるのかな。私は…私はきっと、ラップランドにいるわ。一緒に行く約束を守れなくてごめんね。でも、私は申し訳ないとは思わない。私たちは…また会えるから。お兄さんに言われたこと、今度は私が言うわ。避けて通りたくても、目をつぶらないで。逃げないで。それから…生きて。生きているのがいい"
ボラ、自分が死んだ後のテウンがどうしようとするのか、わかってたんだよね…だから、テウンのためにメッセージを伝えたかったんだと思うデスヨ>ボラ。。

フィンランドの雪山に立つテウン。
*テウン "ラップランド。君が来たがっていた場所。ボラ、見えるか。君に会いに来たよ。見えるか"
ボラに会いに行ったテウン、ボラのメッセージを受け止めて、韓国にちゃんと戻ったんだよねぇ。んで、ちゃんと生きて、数学の道を歩んで。きっと、ボラと一緒に。
*司会者 「本日は、ハン・テウン博士の招待講演です。博士は、未解決であったラムゼー数を明確に証明し、ファルカーソン賞を受賞されました。それではご紹介します」
拍手を浴びて壇上に上るテウン。
*テウン 「ハン・テウンです」
ラムゼー数の講義のあと、質疑応答に答えるテウンなんだけど、その中に母校も生徒がいて、質問されるのよねぇ。
*ジョンミン 「韓国科学高校のユ・ジョンミンです。母校の先輩にお会いできて、うれしいです。ラムゼー数についてはよくわかりません。先輩が数学を好きな理由は何でしょうか」
「数学を好きな理由…。(ちょっと考える) 昔、好きだった女性に同じ質問をされました。(←ボラ父、席を立って講堂を出てくのよねぇ…) "答があるからだ"と言いましたが、今、考えるとそれは違う気がします。数学を好きなのは、幸せだったから。答え自体ではなく、答えを見つける家庭が私には幸せでした」
*ジョンミン 「その女性は、今、どこで何をしてるんですか」
ボラの大学の図書館。二人の思い出がある席に顔を置くテウン。。
*ボラ "生きて。生きてるのがいい"
*テウン "ある時は一人で、ある時には一緒に。いつも一緒じゃなくていい"だけど…だけど…君に会いたい。君に…会いたいよ"
ボラとバスケをしたコトがあるコートで、一人バスケをするテウン。ボラの声が聞こえたような気がして振りかえる!
*ボラ "お兄さん"
テウンの心の?目に、ベンチに座るボラが映る。。笑顔のボラが。
目を閉じるテウン。
*テウン "僕は何をみたんだろうか。目を開けた時、君がいなくても…ボラ、僕はもう逃げない"
目をあけると、もうボラはいなかったんだけど、テウンに温かい涙と笑みが浮かんだ。。
*詳しいキャスト・登場人物>>
□Mnetにて視聴(Mnet「雪の女王」)
□KBS「雪の女王」HP
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■ハマった度:★★★★★★★★★★(100%)
ドラマの作り、クサイかもしれないけど、愛したヒトが少しでも幸せになれるように願う愛は美しかったですぅ。。キャストもヒョンビンsiとユリちゃんは大好きなので、甘い★かもデス。
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■DATA
韓国放送日:2006年11月13日~2007年1月9日 全16話(KBS)
CAST:ヒョンビン(ハン・ドック/ハン・テウン役)/ソン・ユリ(キム・ボラ役)/イム・ジュファン(ソ・ゴヌ役)/ユ・イニョン(イ・スンリ役)他
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*テウン 「何してる?
*ボラ 「ゴヌさん。私、なんだか変なんです。しきりに胸が苦しくなるんです。ゴヌさんは、原因を知ってるでしょ?」
*テウン 「よかった。ホッとしたよ」
*ボラ 「ゴヌさん。私、死んだりしないよね? ゴヌさん、死にたくないの。あの人のためにも、やっとつかんだ幸せを失わせたくない。ゴヌさんは医者でしょ? お願いだから、私を助けて。お願いだから、私を助けて」
*テウン 「何をしてる?」
「ボラがガンだというのは嘘でしょ?」
*テウン 「ボラ。どうした」
*スンリ 「ドックさん、心配しないで。私がボラを教育しておくから」
*テウン母 「反対されて、つらいでしょ? テウンのせいで、苦労をかけるわ」
*テウン 「なぜ笑う?」

*ボラ 「外国の映画なら、主人公の男女がキスするわ。観たことは?」
*テウン 「ボラ。俺たちも、ああいうふうになれるかな。お前と俺と、可愛い子供と、幸せに暮らせるかな」
*ボラ 「ごめんなさい」
*ドック 「会うとは思わなかった。だけど…会いたかった」
*ボラ父 「うちのデパートにいた友達が、君の本名を教えてくれた」
*ボラ 「留学するわ。私がここを去るから、彼はそっとしておいて。どうせ留学するつもりだったし」
*ボラ父 「昨日のことは…忘れてくれないか。君に去れという資格もないのに、言いすぎた。忘れてくれ。私たちも君のことは忘れる。君も私とボラを忘れて…幸せになれ。これが最後だな。そう願う」
*ゴヌ 「いつまで、隠し通せると思う? ボラさんは、ハン・テウンに会いたがってる。お兄さんの親友と言うだけでそうなのに、隠し通せるのか」
*ボラ 「ハン・テウンに会わせて」
*チュンシク 「なぜお前と友達になったのか、分かるか。恥ずかしい話だけどさ、お前が高校中退だから。要は甘くみたんだな。初めて会った時、高校をやめてここでくさってる姿をみて、お前を導いてやらなきゃと思ったわけだよ。だけど、科学高校に通ってたんだろ。それで、俺の中に嫉妬が生まれたんだ」
*ドック 「ボラ」
*ボラ 「なぜここへ来た?」
*ドック 「友達に言ったんだ。"お前なんか要らない"と。そして…その日、彼が死んだ。あの言葉を忘れたくて、名前を変えた。そして、ある女に出会い、愛するようになった。彼女を愛してから、初めて幸せになりたいと思った。彼女の手を握って、いつも隣にいたかった。"笑顔がかわいい"とか、"愛してる"とか言ってやりたかった。だけど…彼女は…死んだ友だちの妹だった。俺の正体を知られたくなかった。できることなら、死ぬまで秘密にしたかった。だから、冷たく当たった。なのに…彼女は知ってしまった」
「ボラさんに会ったそうでうね」
*教授 「前回、授業で話した通り、特別な人を連れてきた。私的に指導している秘蔵っ子だ。学問の女王は数学、数学の女王は整数論、今日の論文の主題は、ラティスのデータ関数についての考察だ。諸君の鋭い質問で、この論文を完成させてくれ。
*ドック 「訳くらい話してくれ」
*ゴヌ「目が覚めた?」
*ドンナム 「自分で整理したの? 病み上がりなんだから、私が片付けてあげるのに」

*ジョンギュ "ボラ。身長を測ろう。伸びたかな?
*ドック 「なぜ分かった?」
*ゴヌ 「南水里にはなぜ?」
*ドック 「ちょっと待て。さっきの話は…」
*ドック 「手短に言う。昨日のことを考えてみた。以前、俺を兄のようだと言ったな。だけど…それと恋とは違う。お前は錯覚してる。お前が言っただろ。"好き"という言葉は、本当に好きな人にしか、使ってはいけないと。だから、お前も、簡単に"好き"と言うな。この間まで、ゴヌ先生が好きだっただろ? 昨日の話は聞かなかったことにする」
*ドック 「酔ってるな」
*ドック 「ジョンギュ…。昔、俺に紹介すると言った子…、ボラだろ? お前…あんなおチビちゃんを俺に紹介するなんて。ボラは…美人になったぞ。会いたいだろ?」
*ボラ 「旅行はどうだった?」
*テウン母 「いつ来たの? 全部、聞いたの? 割り切るよう、きついこと言ったわ」
*ドック 「何の用だ? プライドないのか。また来るなんて。情けないぞ」
*ドック 「ボラ。一度…抱きしめていいか。
*ボラ 「ねぇ、ハン・ドック。しっかりしなさいよ。ねえ、ちょっと」
*ゴヌ 「熱も下がって、落ち着きました」
*ドック 「どうせ、なぜ仕事を休んだか、聞きに来たんだろ」
*ボラ 「優しそうなお母さんね。ごちそうさま。おいしかったわ。お礼を言うのを忘れてた。絵本のことよ。私が欲しいものをなぜ知ってたの?」
*ゴヌ 「僕はボラさんより年上だ。何度か恋愛もしてるから、別れを告げたことも告げられたこともある。想いの強いほうから…別れを告げるほうがいい」
*テウン母 「お前、大丈夫なのかい? また行方知れずになったりしないでしょうね」
*ジヘ 「あなたが、ハン・ドックなの? ボラさんの運転手だったの?」
*ボラ 「聞いたわよ。理由を教えてよ。なぜ辞めたのか。ゴヌさんのため? それなら辞める必要ない。分かれたの」
*ドック 「これを飲んで暖まるんだ」
*ボラ 「お兄ちゃんは、ママに会いたがってた。お兄ちゃんの葬式に来たママを見て、私は心に誓った。ママを許さないと」
*ゴヌ 「お兄さんの墓に行ったと?」
*ボラ 「昨日はごめんなさい。ママに突っかかる姿は見せたくなかったのよ。昨日、連絡しなかったのも、恥ずかしかったからなの。きっと心配してると思ったけど」
*サンホ 「ジヘから話は聞いたよ。あれ以来、学校に行ってないとか」
"ボラ。童話なんてもう読まないと言ってたが、この本だけは渡したかった。カイの心を溶かしたゲルダのように、ゴヌ先生の誤解も上手に解くんだ。なぜなら…お前のカイはゴヌ先生だから。これをあげるのは、ハン・ドックではなく…8年前、家出したお前が偶然出会った高校生だ。おチビちゃんへ"
*ドック 「この間はすまなかったな」
*ボラ 「ここで何を…」
*ゴヌ 「僕に何か話はない?」
*ボラ 「寒い…」
*ボラ 「私にキムチ漬けを手伝えって?」
*ドック 「ボラ」
*教授 「ここは、私が頭を冷やしに来る場所だ。この曲を知ってるかね」
*ボラ 「どなたかしら? 初対面なのに、名前までご存じだなんて、不思議だわ。やっと思い出したわ。子供を捨てて浮気したおばさんね。そうでしょ? すぐに気がつかなくて、ごめんなさい。なぜ黙ってるの? 怒らないの? 娘が生意気に振る舞ったら叱るのが母親でしょ。母親失格の人もいるか」
*ドック 「ボラ」
ジョンギュが生きてたら、フツーにテウンは、ボラを紹介されてたハズなのに………。
*ドンナム 「あの医者、ボラの性格、知ってるの? 男前なのに、前途多難ね。付き合ってるの、知ってた?」
*ドック 「ボラ。お似合いだったぞ。おめでとう」
*ドック 「何のつもりだ。嘘ついたろう。
*ボラ 「ここで息を引き取るのも悪くなさそう。パパがここに施設を建てるのは、すべて私のためなの。パパも一生、私の世話をするわけにいかないから。万一の時に、私を預けられるようによ。でも、私が先に逝くかも」
*ドック 「つかまれ」

*ボラ 「私の体は、私が責任を持つから、ほっといて」
*ボラ 「一体、どこで何してたのよ」
*ボラ 「明日も行けば?」
*ドック 「俺に遊園地に行けって?」
*ゴヌ 「会うなり帰るなんて。話も聞いてくれないの? 鳴らないポケベルを握りしめて。人を待ったことは?」
*ボラ 「3千万、なぜ借りたの? 結構、大金でしょ。答えなさいよ、何に使ったの?」
*ボラ 「私と会ってると、チャン教授に言ったそうね。あなたに会いたがる父を必死で止めてきたわ、なぜ嘘をついたの?」
*テウン 「さっきの患者を再診して。鼻血がのどに流れると…」
*ボラ 「悪いけど、私、これからデートなの」
*テウン 「あんなことして怖くないのか」
*ボラ 「あなた、医者顔負けの知識があるそうね」
*テウン 「なぜ、あんなことをしたかは聞かない。だけど生きろ。それが死ぬ以上に苦しいとしても、それでも生きろ。生きているのがいい。生きて後悔し、生きて苦しめ」
*ボラ 「あのスンリとかいう子が好きなの?」
*ゴヌ 「よく我慢できるね」
*テウン 「昨日は酒を飲ませて、今日はまた何のマネだ」
*ボラ 「窮屈そうね」
*スンリ 「ひどすぎるよ。ボラとかいう女の服を、私にプレゼントしたの?」
*テウン 「お前が俺を好きなのは、俺も気づいてたよ。でも、知らないふりをしてきた。俺は、お前のことが好きだし、感謝もしている。だけど、俺は…気持ちに応えられない。誰かを愛する心の余裕がないんだ。すまない、スンリ。こんなふうに言いたくなかった。ごめんな」
*テウン母 「今すぐ出て行きなさい」
*ボラ父 「ハン君なら、お前も気兼ねがないだろう」
*館長 「ドック、思い出したんだな。死んだ友達を。そうだろ?」
*ドック 「電話、かけろよ」
*ナンパ男 「ヘイ、ガール。気に入った。名前は?
*ドック 「あてがあるなら言え。どこでも連れて行くぞ」
*ボラ父 「なぜ行ったんだ? 余計なことはするな。なぜ私に黙って行った?」
*ドック 「用件は?」
「よくできたな。しかし、どこかおかしくないか」
*テウン 「気分はどう? 大丈夫?」
「お兄さんのせいで台無しよ」
*少女 「ラップランドには、雪の女王のお城があるの。一年中、雪と氷で覆われてるわ。自由と幸せがある所なの。アンデルセンの童話よ。私が小さい頃、いつも寝る前に、ママが読んでくれた。夢で女王のお城に行ったことがあって、寒くて寂しかった。夢の話をしたら、ママが言ったの。いつか一緒に行こうと。ママと一緒なら、寒くも寂しくも無いはずだと」
*少女 「家出したその日に帰ってどうするの。家出とはいえないわ」
*ジョンギュ 「熱心に何を見てるんだ?」
*ジョンギュ 「何の用だ。祝ってほしいのか。悪いが心の準備ができてない」
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